決して安い治療とはいえないインプラント治療。
インプラントの耐久期間に疑問をもたれ心配されるでしょうが、ご安心ください。
定期検診(メンテナンス)をきちんと受診することが重要です
インプラントそのものは半永久的ですが、注意が必要なのはインプラント周辺の歯周組織や噛み合わせの状態です。定期検診をきちんと受診していれば、長く快適に使うことが出来ます。
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耐久性について
現在のインプラントはチタン製のため、通常の使用で壊れることは殆どありません。顎の骨に埋め込んだインプラント自体の耐久性は極めて高く、長期的に安定状態を保つことが可能です。治療に使用されるチタンは骨との親和性が極めて高く、骨の中に埋入された一定の治癒期間後には周囲を新たな骨の組織が取り囲み、骨と直接結合します。さらにチタンは軽量の金属で、通常は表面に酸化チタンの膜を伴い、この膜が内部のチタン本体の腐食を防止しています。ですからインプラント本体の耐久性は問題になることは殆どありません。
インプラントがダメになるケースの殆どは歯周病によって骨が侵されてしまい、フィクスチャーを支えられなくなる場合です。インプラントの治療後に歯周病などにかからないように定期的な検診が必要になります。また、食後のブラッシングを習慣付けるなど、自分自身でケアすることによりインプラントの寿命は長くなります。